悩む事とうつ病には密接な関係があります。
なぜなら、うつ病の原因として最も有力なのがストレスと言われているからです。
そして、ストレスを溜め込む一番の要因はやはり悩み事です。
悩むこと自体は誰にでもあるし、一概に悪いとは言い切れません。
一番悪いのは悩み続ける事。
そうした状態が慢性的に続いてしまうと精神的に不安定になり、
やがてはうつ病の症状が顔を出すことになってしまいます。
そこで、悩み続けてしまう人の
思考と性質の共通点をまとめてみました。
これらは、実際悩んでいる方の意見からまとめたものです。
もし多く、この性質に当てはまっていたら、
それは悩みを深くしている要素です。
当てはまった場合、この性質を一つ一つ変えていくことで、
悩み克服へ向けて飛躍的に前進することができます。
逆に放置しておけば、どん底にまで悩みを深めてしまうほど
「非常に厄介な思考と性質」であることは確かです。
まずは意識的に「知ること」「気づくこと」が大事です。
悩み克服の手助けになれば幸いです。
悩み続ける人の性質・思考
以下は、悩み続ける人の性質をまとめたものです。
・目標の設定が低い。目標を達成に向けての情熱がなくなっている
・自分の事より、人の様子を気にして考えるタイプ
・同じことを何度も言う、割り切りが悪い
・思考の視野が狭い、柔軟な考えができない
・傷ついたり、損する事を極度に恐れてしまう
・コンディションが完全によくなってから、何か行動を起こそうと思っている
・バカになりきれない。バカになって行動した経験が極端に少ない
・ついつい小狡い考えを持ってしまう
・自分の感情を表に出すのが苦手
・何をやるにしても、理由をつける(行動する理由、行動しない理由)
・他人の目がすごくに気になる、恥をかくのが怖い
・常に心のどこかで親だったり、世間というものを抱えて生きている
・どうしても気をつかってしまう。しかし肝心なとき気を使えなかったり、余裕がなかったりする
・経験値が少ない
・自分だけ得すればいいと思っている。そのためにいつも知恵を働かせ何とかしようとする
・自分の心、感情になかなか火がつかない
・相手によって自分が変わる。演技をして生きてしまう
・いつも同じ自分が保てない、自然体じゃない
・以前から繰り返す思考のコピーを永遠としてしまってきた
・考えに考えてしまい行動が出来ない
・何かで失敗すると、臆病になって動きが固まる、心配ばかりする
・嫌われたくない、孤立したくない、恥は嫌だ、プライドを壊したくない
・完璧にいかなかったらどうしようと思ってしまう
・うまくいかないと焦る、落ち込む
当てはまるものはありましたか?
例えどうであれ、まずは知る事が大事です。
そうすればなんらかの対策も浮かんでくると思います。
「人の目がすごく気になる」ならちょっとハードルを下げて
「ほんの少しくらい変に見られてもいいや」と思うように
してみれば、少しは気も楽になるでしょうし、
そこからまた違った考えや発想が浮かんでくるかもしれません。
まずは知る事、知ったらまずは些細な事でも改善に向けて
何かしてみる事、だめだったらやり直せばいいんですから。
こういう積み重ねがすごく大事なんです。